どうも真井です。
以前の「マジメな人ほど誤解で大損して結果出づらいですよーってお話」って投稿では、苦手だって心の問題は行動力をめちゃくちゃ下げますよーって話をしました。
しかも、その苦手だって意識は実はほとんどが思い込み。
じゃあ「その思い込みの原因は何?」っていうと完璧主義のせいだって話もしましたね。

今回はもう少し完璧主義について話そうかと思います。
その前に、LINEの方に昨日のメルマガについての感想をいただいたのでご紹介します。
いつもメルマガありがとうございます。本当に楽しく読ませて頂いています。
これだけの文章作成するのにどれくらい時間を費やしておられるのでしょうか…
どんな本よりも読みやすくて、為になって、何より読んだあと、元気がでてきます!!
私でも大丈夫かも。。
そんな気にさせてくれるメルマガです。
先程のも読ませて頂き、随分と勇気づけられました。
と言いますのも、年末から1月は、ホットペッパーの予約がそこそこ入り、少し軌道に乗り始めたのかなあと思っていたら、2月に入り全く予約が入らなくなってしまい、毎日毎日集客について考える日々なのです。
私はやっぱり才能がなかったんや。
とか、いやいやまだ始まったばかりやん!
とか、1人自問自答する毎日…
真井さんの素晴らしいところは、読者に厳しい言葉を放つでもなく、発破をかけるでもなく、とにかく勇気づけてくれることです。
本当に、おっしゃるように、全てメンタルが大切ですから…
落ち込みがちですが、真井さんのメルマガを読んで明日からも頑張ってやっていきたいと思います。
読者さん
才能が必要になるのって、トップ中のトップの争いの中でですからねー。
サロン経営の競争ってたしかに熾烈です。
でも経営者の中でもマーケティングを勉強する人ってほんの一握り。僕も若い頃に店長をしてた時は勉強しなかったですしね。
だから才能とか関係ないんですね。
今の時点であなたは圧倒的に優位
例えばですね、このサイトをずっと読んでくれてる方なら多分「人は文章を読まないので、まずは読ませる対策が必要ですぜー」ってのはもう知っていると思うんですね。
いわゆるコピーライティングの「Not Read(読まない)」対策です。
これDRMのコピーライティングでは基礎中の基礎なんですよ。
野球なら「ボールを最後までちゃんと見ましょう」、接客業なら「笑顔であいさつしましょう」、飲食店なら「最初にちゃんと手を洗いましょう」ってレベル。
それくらい一番はじめに知る基礎の基礎です。
じゃあ、この基礎をどれくらいの人が知っているかっていうと99%の人は知らないと思うんですよ。
でもあなたは知っているわけですよね。
つまり才能とかで勝負しなきゃいけない段階じゃないんですね。あなたの圧勝なんです。
知っていることを実践するだけで優位になるんですから。
だから、前回の完璧主義の話ともつながるんですけど、上手にできるかどうかは二の次で最初は超どうでもいいんですね。
数字で見るとあなたの優位性がわかる
数字で表すとわかりやすいです。例えばNot Readの知識がまだない状態の時はこう。
競合サロン:0
仮にMAXでNot Readの対策スキルを使いこなせたらこうです。
競合サロン:0
圧勝ですね。ところが完璧主義の人は100にならないと行動しません。
競合サロン:0
こういうのを専門的には「証明型」なんて言ったりするんですけど、証明型は「完璧じゃないことは恥」「失敗は恥」という意識が強いので100点じゃないことを極度に嫌います。
つまり「才能やセンスの証明」を優先したくなっちゃうってことですねー。まあ気持ちはわかりますよね。(反対は「成長型」とか「習得型」)
だから中途半端な点数は気持ち悪いからイヤなんですね。なので結果的にこうなります。
競合サロン:0
完璧主義が原因で行動できない人の多くはこの状態だったりします。
これじゃあもったいないですよね。100点にするのはムリだとしても、やれば競合サロンよりも50点も優位になるかもなのに。
10点でも20点でもプラスになれば、もう競合サロンより優位になるんです。だったら
競合サロン:0
とかをサクッとやっちゃった方が良いと思いません?で、さらにいうと、
競合サロン:0
ってのは目指すだけムダです。
いきなり0から100なんてできるはずがないですし、そもそも何が100点なの?って明確に言える人なんていないはずです。正解があることじゃないので。
本当は才能を持ってたかも知れないのに勘違いして捨てちゃう
そして「完璧じゃないとダメだって思い込みで苦手意識を持って、70点とか80点持っているかも知れない才能を潰さないでくださいねー」ってのはまさにこれです。
もしかしたら
競合サロン:0
って徐々に成長できたり、実際は得意かもしれないのに、いきなり100にならないからって0のままでいるのはめちゃくちゃもったいないってことです。
この手順でやってみてはどうでしょ?
まとめますと、最適な手順はまずは
0→100
である必要は全然ないので(というより不可能)まずは
0→20
とかにする。
20点にするだけなら努力も才能もほとんどいりません。例えばNot Read対策で言えば、
- 漢字とか英語を減らそう!
- 専門用語を減らそう!
- 見出しを強調しよう!
- 小学生でもわかるように書こう!
とか「知るだけ」であっさりとできることなんて山のようにあります。
これを0から20にするだけなんて才能いりませんよね。なのでまずはやってみる。
0→20
になれば、その時点で競合よりも20も優位になりますよね。よっしゃよっしゃ。
で、実際に実践して20になるとだんだんとコツもわかってくるわけです。
動画とかを見直すと「あー、これはそういう意味だったのか」みたいなことが徐々にわかってきます。
そうすると徐々に
とかになっていくわけですね。
まあ仮に20点のままだとしても別にいいじゃないですか。競合よりも20点も優位なんですから。
やってみて、どうしても苦手だってわかったら他の人にお願いしてもいいですし。
一番もったいないのは0のままの状態にしちゃうこと。
実際にやってみて、「本当に苦手でムリだわ」って気づくのはそれはそれで大きな前進です。
僕が中学で成績が良かった理由
一つ具体的なことを言うと、この話って僕の学生時代もこんな感じでした。
僕の記憶力はノミ並です。
スノボで何度同じ雪山に行ってもまったくコースを覚えていないし、金田一少年の事件簿も読んで1年ほど経ってから再度読み直すと、もうトリックどころか犯人すら覚えていません。
登場人物も剣持警部と美雪ちゃんとフミちゃんと佐木くらいしか覚えてません。
でも中学の時は校内学力テストで順位は5位以内とかだったんですよ。でもこれは僕の頭が良かったからじゃないです。
公立の中学生って、受験の前以外はそんなに必死で勉強しないじゃないですか。地域によるんでしょうけど、たぶん。
うちの学校も、小学校の延長でそのまま中学に入ってあまり勉強しないって人がほとんどでした。
実際、僕も小学校のときなんて家で勉強した記憶はまったくないですしね。
だから中学って公立の場合は、勉強時間に比例して成績がそれなりに上がったんですね。
僕は別に勉強が好きだったわけでも得意なわけでもなかったんですけど、中学の時は友達との順位勝負が楽しくて、たまたまゲームみたいにハマれたので勉強時間だけは他の人よりめちゃくちゃ多かったんですね。テスト前は二徹とかしてましたから。
才能とか頭の良さで成績が良かったんじゃなくて、単にみんながあまりやらない中、自分はやったというだけ。
僕の人生のピークですw
僕が高校で成績が悪かった理由w
で、高校になるとけっこう勉強する人増えるじゃないですか?背伸びして入った高校も頭がいい人ばっかじゃないですか?
だから高校以降は惨敗ですw
さっきの数字の話に置き換えると、僕の場合は中学では100だったけど高校では100になれなくなってやる気をなくして、50とか60をキープするどころか一気に0以下まで落ちちゃったってことですね。
つまりこの時は証明型だったわけですねー。
確か高校の時は400人中380位くらいだったんですけど、今みたいな成長型の思考があれば350位くらいで踏みとどまれたかもしれませんw
400人中350位って大したことないかもですけど、380位よりはぜんぜん良いじゃないですか。
変なプライドを持って、腐って380位のままでいるくらいなら、350位になれるように頑張ったほうが良いに決まってます。
10位以内に入れないからって、全部放棄する必要はなかったですよね。
あー、当時の自分に教えてあげたい話です。
質なんてどうでもいい。やったもん勝ち
ということで僕の黒歴史からわかるように(?)完璧である必要なんてまったくないですし、才能なんてぜんぜん必要ないってことです。
マーケティングに関して言えば、競合のほとんどはあなたが学んだことをほとんど知らないんですから。
質が低かろうが(もし本当に)才能がなかろうが、やったモン勝ちです。サクッとやっちゃいましょう。
それではでは!
ちなみに質問にあった、僕の執筆時間はケースバイケースですけど30分〜2時間くらいです。
書いたものが完璧だって思ったことは一度もないです。
そんなものを求めたら、10時間かけても終わらないですからね。
なので気になる部分が多少あっても致命的な間違いがなければ、とりあえず出してしまうんです。
そして誰も僕に完璧な文章など求めていないでしょうw
施術に関しては完璧を求めてもいいかも知れませんけど、マーケティングに関する完璧さに対するニーズなんてそんなもんです。