どうも真井です。
「ドラゴン桜」ぜひ読んでください。ヘタなビジネス書を読むよりも100倍役に立ちます。
簡単なストーリーをいうと、偏差値30台の落ちこぼれ生徒2人を、ある弁護士が1年で東大に合格させるために奮闘するって話。(実際に合格するかは見てのお楽しみに)
まあストーリーとしては、今ならそんなに珍しくないと思います。(ドラゴン桜がパイオニアだとは思いますけど)ビリギャルとかもそんな感じですしね。
ただ、ドラゴン桜は経営者もしくは「経営者じゃないけど何か頑張りたいぞ!」って人なら必読です。
なんでドラゴン桜を読むことが必須なのか?
で、なんでオススメかって言うと、ドラゴン桜の内容って東大受験の対策の話だけじゃなく、
- 勉強法
- 脳科学
- モチベーションコントロール
- 時間管理
- 効率化
これらの話がかなり科学的に網羅されてるんですよ。
別に受験生だろうが経営者だろうが脳や心の仕組みとか、世の中の理(ことわり)が変わるわけじゃないですよね。同じ人間ですもの。
ドラゴン桜の内容は科学的なので再現性が高い
今の時代は科学が発展してますから、昔と違って「何が正しくて何が正しくないか?ってのがかなり正確にわかってきてるんですね。
例えば心理学で言えば、昔は「人の心はこうなんじゃないか?」って推測をしてたけど、今は直接脳からデータを取れるわけです。
僕は成功本ってほとんど読みません。あれはあくまで著者の成功談であって、科学的根拠もないし因果関係も低いことが多いからです。
つまり「人による」し「たまたま」の度合いが大きいんです。(読み手の解釈次第なので、べつに成功本が悪いってことじゃありません)
ただ「成功者がやっているから」「成功者が言っているから」というだけで絶対的な成功法則のように誤解してしまうのが危ないです。
根性論とかまさにそうですね。
いっぽう、ドラゴン桜の内容はかなり科学的です。著者の主観や経験談や空想だけで書かれているわけじゃないんですよ。
もちろん科学的でも100%誰にでも当てはまるってわけじゃないですけど、一人の経験談よりははるかに確率は高いです。
だから科学的根拠の高い方法をできるだけたくさん知る。そしてその中でさらに自分にしっくりとくるものを選ぶってのがオススメ。
知識の入り口なんて何でも良いんです。マンガが読みやすければマンガからでもOK。僕もマンガは活用しまくってます。ぜひ読んでください。
ドラゴン桜の名セリフとビジネスに活かすための解説
ということで、ドラゴン桜の中で出てきた名セリフと解説をご紹介したいと思います。
「あー、こんな感じなんだなー。面白そう!」って思ってもらえるキッカケにしていただけたらなーと。
小学校の漢字ドリルと算数の足し算引き算をやる指示を出したら反発をした生徒に対して
桜木
だからまず机に座るクセをつける。
これからは歯を磨くように勉強をしろ!
これは習慣化のテクニックですね。
人間は慣れないことや大きな変化に対しては脳が拒否するようにできています。だから何か新しいことを始める時はまずは小さな変化から。
習慣化されると「嫌だ」「面倒だ」って感情がなくなるので脳のエネルギー(いわゆる「意志力(自制心)」)が大幅に節約されます。
これができるようになるとめちゃくちゃ楽になります。なんせ苦痛がとにかく減りますので。
詳しくは「『苦痛を減らして自然に結果が積み重ねる力講座』」で解説してます。
古典が難しいと悩む生徒に対して
桜木
古典は何が書いてあるかわからないからイヤになる。
だったらまずは現代文で何が書いてあるか中身を知っておけばいい。
これは勉強法の1つですね。
これ、すごく大事です。つらい勉強なんて続けられないから。
僕は自分のコンサルサービスでは100時間くらいの動画講義を会員さんに公開してるんですけど、とうぜん全部を見る時間なんてありませんから、一番最初に講義の正しい効率的な使い方を徹底解説してます。
新しいことを学ぶ時は全体像が見えてないことが一番NG。まずは理解力30%でもいいから、サラッと一冊全部を読み切ることが大事です。
で、なんとなーく全体がわかったら、2回目はもうちょいじっくりと読む。そうすると理解力が格段に上がります。
これが読書法の基本なんですけど、マンガで予備知識を入れるのもめちゃくちゃ有効。
最近はありがたいことにビジネス書も実用書も「マンガでわかる」シリーズが充実。僕も未知のジャンルを勉強する時はよく使わせてもらってます。
詳しくは「『たった1時間で悩みを解決する正しい読書術講座』」で解説してます。
理系を受験させることへの反発に対して
他の教師
桜木
他の教師
桜木
生徒
桜木
生徒
桜木
東大というプラチナチケットを用意してやるんだ。
これを買えば旅の最初は大変だが後は見事な絶景と快適な列車が待っている。
買わなきゃ一生ボロ汽車で断崖絶壁を走るんだ。
目の前のチャンスがあるのに飛び込まないやつがどこにいる。
桜木
いいか・・・人間社会で無事平穏に生き抜くこと・・・これ自体が難しいんだ。
それに比べりゃ東大入るなんて楽なもんよ。
これもいつもお伝えしている「マーケティング力があればあとの選択肢は自由ですよー」ってやつですね。
こっちの感想でも紹介してますけど、マーケティングってプラチナチケットをゲットすることによって、お金と時間と心と体の自由の選択肢を増やして、あとは好きにやりたいようにやってるわけです。
桜木のセリフを僕たちに置き換えたら「ビジネスを継続したり、好きなように生きること自体が難しいんだ。それに比べりゃマーケティングを勉強するなんて楽なもんよ」ですね。
数学が難しいと悩む生徒に対して
伝説の数学の教師
苦痛なことは続きませんからね。全部を楽しくするのは不可能だけど、その中でも可能な限り軽減する工夫がほんと大事。
「小さな勝利」なんて言われますけど、これを積み重ねるのがポイント。イチローも打率じゃなくて安打数にフォーカスしてるらしいですね。安打数は減らないので。
僕もスプレッドシート(Googleの提供してるExcelみたいなやつ)を使って、とにかく毎日いろいろな記録をつけてます。
めっちゃモチベーション保てるし積み重ねの成長が見えるので自信がつきます。ちゃんと「合計」も出るようにするのがオススメですねー。
桜木のやり方に反発をして教室から出ていこうとする生徒に対して
桜木
そのかわり元のクソガキに戻るだけだがな。
まさに選択の自由ってやつですね。
基礎的な小テストばかり繰り返させられてキレた生徒に対して
桜木
そのままの自分からオリジナルが生み出せると思ったら大間違いだ。
想像するってことはまずは真似ることから始まるんだ。
型にハメるななんてほざくやつはただのグータラの怠け者だ。
守破離の守ってやつですね。ちなみに「学ぶ」に語源は「真似(まね)ぶ」だそうな。
ビジネスに置き換えると、スワイプのテクニックですね。スワイプってのは「真似する・参考にする」ってこと。
一流のマーケターやコピーライターは自分で1から考えるってことをほとんどしません。
スワイプファイルっていうお宝を常に集めてます。もちろん僕も大量に持ってます。
時間と労力をめちゃくちゃ節約できるし、何より成功確率が高くなります。ちゃんとできているものを参考にさせてもらうんですから。
そして、なんでノミの記憶力しか持たない僕がこのWebページで細かいセリフまで紹介できていると思います?
はい、そうですね。スクリーンショットを撮ってスワイプしていたからです(笑)
詳しくは「『時間と労力を1/5以下にして成功確率を上がる方法』講座」で解説してます。
「すばやく結果を出したいなら巨人の肩に乗るのが一番楽ですよーってお話」も参考にしていただけるかと。
文章問題は文章が短いほうが簡単そうだと誤解している生徒に対して
伝説の数学の教師
質問が漠然としているとどう答えていいかわからない。
問題が長い方ほど条件を与えられているから自分で考える量は少なくてすむ。
これまさにコピーライティングの大原則ですね。
チラシとかは誌面に限りがあるのである程度は仕方ないんですけど、無限に情報が書けるホームページで情報が薄いのは不戦敗と同じ。
メニュー名と料金と簡単なサロン紹介のみで「うちを選んでね」「高い単価払ってね」ってのはムリな話です。
条件がなければ、お客さんは選択基準がないので選べません。そうなると「安さ」だけに流れるんですね。(メリットがわかりやすいので)
それを避けるためにうちのクライアントさんたちのホームページは競合の5倍は情報量があります。
僕はサロン専用シャンプーの「イチゴシャンプー」っていうの商品をお手伝いしたんですけど、パンフにはゴリゴリに情報を入れています。
面倒だけど、これをちゃんとやった人が濃いファンを作れるんです。
詳しくは「『コピーライティングの基本と具体的な実例解説』講座」で解説してます。
一気に頑張りすぎようとする生徒の状態に対して
伝説の数学の教師
筋肉は強い刺激を長時間かけ続けると逆に鍛えられない。
脳もこれと同様ストレスの連続は絶対避けるべきだ。
緊張と緩和の繰り返し。これを継続することによって成果は確実に得られるのだ。
脳のエネルギーの出どころって1つなんですよ。なので、どっかでストレスがかかると他のことにも悪影響を与えます。だからムダなストレスはできるだけ避けるべき。
僕は「1ヶ月ならなんとか頑張れるかもだけど、1年後もコレやってなきゃいけないと思うと地獄だな」って対策は最初から却下します。
どうせ続けられないなら最初から違う戦略を選んだ方が良いので。
ビジネスは短期バイトじゃないので、マーケティング施策も効果は派手じゃないとしても長くやり続けたもん勝ちです。
このあたりの話も「『苦痛なく結果を出すための3つの対策』講座」でしてます。
雇い続けるかリストラするかの選抜試験をすると言い出われて文句を言う教師たちに対して
他の教師
桜木
自分たちが生徒にテストを実施して「わからないからもっと説明してくれ」と聞かれたらそれに色々答えるのか?
なぜ真っ先に俺の言葉の意味を考えない!なぜすぐに人に答えを求める!
細谷功先生の「地頭力を鍛える」がちょっと流行りましたけど、これからの時代は知識量じゃなくて(検索すればいくらでも必要な時に探せるので)、知識や経験を使った考える力が大事ってことですね。
初めて小テストで100点を取った時の生徒の発言
生徒
ほんと心からうれしい。私にもできるんだ。
なんかすごい自信ついた。
自己効力感(ワイもやればできるんだって感覚)ってやつですね。
この感覚を育てるにはささいなものでもいいので成功体験をガンガンすること。
だから目標を小さく細分化したりするのがいいわけですね。おっきい目標しかなかったら、達成できる確率低いですし「いつそれ達成できんの?」ってなりますから。
教師に「学校について」の小論文を提出させた時
桜木
なぜこういう結果になったか?それはあなた方に奉仕の心とサービス精神がないからだ。
自分の考えをいかに人に伝えるか。これは徹底的に相手の立場に立たなければ成り立たない。
「これでわかってもらえるか?」常にこの疑問を自分に投げかけなければ、自分本位で読む側を置き去りにした文章になってしまう。
このようなテクニックは付け焼き刃では身につかない。普段の地道な努力の上に立つものだ。
これもコピーライティングの基本テクニックですね。
- 読みやすくする(Not Read対策)
- 信用してもらえるようにする(Not Believe対策)
- 行動してもらいやすくする(Not Act対策)」
- 理由をちゃんと説明してあげる(Reason Why)
- 自分が言いたいことではなくて読み手目線で書く(Youメッセージ)
とか色々テクニックはありますけど、結局はコレをどう使うかは桜木が言うように奉仕の心とサービス精神です。
これがある人はコピーライティングの知識があまりなくても、いきなり良いコピーが書けます。
そのためには、普段から「どうやったら相手が読みやすいかな?」ってトレーニングをするといいですね。
例えばメールでアポを決めるときも「20日」じゃなくて「3/20(火)」ってちゃんと書くとかですね。僕も毎回やるわけじゃないですけど。
詳しくは「『コピーライティングの基本と具体的な実例解説』講座」で解説してます。
生徒のモチベーションが上がらないことに対して
伝説の数学の教師
毎日が平坦で自分の変化・成長に気づく機会が少ないのだ。
自分の変化を目で確かめられる結果を与えるのだ。
これもやっぱり細分化と日々の記録が大事ですね。
僕はゲームをやらないですけど、ドラクエもレベルがMAX100(でしたっけ?)だから多分レベル上げのやる気が出るんですよね。1レベルずつ上がるのが速いので。
でもこれが10段階しかなかったら、レベル1上げるのにかかる時間は10倍です。そりゃやる気出ませんよね(笑)
教科書以外にたくさんの参考書がないと不安だという生徒に対して
伝説の数学の教師
だからわからないままになる。そしてわからないから勉強が嫌いになる。
この悪循環なのだ。
この講座でも最初に「ざっくりで良いんでまずは適当に見てください」って話をしてるんですね。
嫌いになってやめちゃったら0に逆戻りですから。まずは続けることが最優先。
アドバイスに喜んでいる生徒に対して
さすが先生、頼りにしているよ。
生徒
桜木
教えてもらって損しなくて良かった・・・それ以上のことは考えられないのか。
そんなことじゃいつまでたってもバカから抜けきれねぇぞ!
情報を手にしてそこから何を教訓として得たかが大事なんだ!
実践しなきゃ100時間勉強しても価値は0ですからね。
東大新聞という東大受験生に役立つ新聞があることを多くの生徒が知らないことについて
桜木
知るか知らないかだけで有利か不利かの差が出るんだ。
知らないということは実に恐ろしいことなんだ。
逆に知るということは幸せをもたらす強力な武器だということだ。
こちらの講義でもお話してるんですけど、まさにコレですね。
トレーニングや経験がいることももちろんありますけど、ただ「知るだけ」で時間と労力と成功確率が上がることだって山ほどあります。
売上を上げるための順序なんかもそうですね。
ほんと知っているか知らないかだけの小さな違いなのに、結果は全然違う。恐ろしいですね。
詳しくは「『低リスクで効率良く売上をアップする正しい順序』講座」で解説してます。
「なぜ●●だと思う?」としつこく何度も質問をされてキレた生徒に対して
伝説の国語の教師
漫然と毎日を過ごして周囲に好奇心を抱かない。これでは何一つ身につかない。
机に向かうだけが勉強じゃありません。街に出て世の中を見渡してみる。
常に疑問を投げかけるのです。
桜木
「なぜ?」という疑問で思考させる。
「食事を全部食べなさい」ではなく「なぜ食事を残してはダメって言うと思う?」と問いかけるのだ
「本質=JOJOのイギーが犬ってわかること」でも解説しましたけど、ちゃんと勉強をして実践すると日常すべてがヒントだらけになりますよーってやつですね。
カラーバス効果ってやつです。これを活用すると、脳が毎日勝手に成長してくれるんで、ものすごく楽に成長できます。
机に座らなくても成長するなんて、こんなお得なことはないですね。
「あの生徒嫌いなんだよね」という発言を他の先生に戒められたことに対して
いないはずないわ。もしそうだとしたら人間としてどっかおかしい。
教師だって生身の人間。神様じゃあるまいし万人すべては愛せない。
他の教師
ま、そんなこと全然ありますよね。だからこそある程度コントロールして選べる力を持つことが大事。先生は生徒を選べませんが。
「どうすればいい?」「なんで?」としつこく質問をしてくる生徒に対して
桜木
お前らそれじゃまるで家の中で飼われてる犬っころと同じだ!まずてめえで考えることだ。
うちのコンサルサービスでも、投げっぱなしの質問はNGにさせてもらってます。
計算力をつけるためにトランプを使った計算ゲームをさせたことに対して
伝説の数学の教師
いかにも勉強という感じはやる気が起きにくい。
「成果が出ない理由とタブレットでの解決方法」でタブレットを買うことをオススメしているのもコレが理由。
最近はスマホも大画面なのでスマホでも良いですけどね。
僕も最近の読書時間の50%くらいはスマホのKindleアプリでしています。スキマ時間とかお風呂とかで読むので。
3年生に1年生に勉強を教えさせた時のことに対して
生徒
人に教えるのが自分の勉強にもなるなんてすごい発見。
エビングハウスさんって人の有名な研究によると、人間は覚えたことは翌日には74%忘れるそう。
なので、これをできるだけ忘れないようにする対策が大事です。せっかく時間をかけて勉強したのに、忘れちゃったらもったいないですもんね。
僕は仕事以外のことは翌日には95%くらい忘れてますけど、仕事に関して勉強したことはぜんぜん覚えてられます。
そのコツの一つがまさに「教える」ですね。これはほんと最強です。忘れたくても忘れられません。
あなたもここで学んだことを明日スタッフさんにドヤ顔で教えてあげてください。
詳しくは「学んだことを忘れない圧倒的に効率的になる学習方法」で解説してます。
ほとんどの人が計画倒れになってしまうことに対して
桜木
なぜ人間は夢を持ってもそれに結びつく努力をしっかりできないのだろう?それは具体的じゃないからだ。
情報を集めれば実感が湧いてきて具体的になって努力がしやすい。
マラソンは42.915km先がゴールという情報があるから走れるのだ。
これは行動の細分化ですねー。人間は漠然としたことに対しては、何をしたら良いかわからないので行動できないんですね。
その時にやると良いのが分解。
これをやると、具体的に何をやるべきなのかが一目でわかりますし、優先順位も決めやすいんですね。
分解する時に便利なのがマインドマップ。手書きでもいいですけどマインドマップアプリを使ったほうが圧倒的に楽です。
詳しくは「「頭の中をスッキリ整理!」マインドマップツールの使い方を1から解説」で解説してます。
学校が楽しくなるように手厚いサポートをするべきだと提案する教師に対して
桜木
自分で考えて自分で決め自分で行動する。
こういう自立心を育てていくんだ。
すべて頼ってると、売上が仮に上がっても結局はずーっと不自由。
月商3万円→70万円→0円→あっさり月商140万円を更新したネイルサロンがやったことでもお話したように実力がつくと安心度が違います。
生徒をどこまでサポートしてあげるべきか?ということに対して
伝説の国語の教師
他の教師
伝説の国語の教師
それは生徒をまったく信頼してないということに他ならない。
一見、人間愛にあふれているようだが心の奥底では生徒を過小評価し能力を認めていない。
だから「●●してあげよう」という発想になるのです。
桜木
生徒を信頼して生徒が自力で答えへたどり着けるよう話をするだけで十分な手助けだ。
魚釣りの話は有名ですね。
これもまさに月商3万円→70万円→0円→あっさり月商140万円を更新したネイルサロンがやったことの内容ですね。
目標を達成する方法に対して
桜木
桜木
リフティングが3分できるのでえあれば、もっと難しい練習で技術を上げるのではなく、3分のリフティングをやり続けて5分が当たり前になればおのずと技術は上がっていく。
当たり前度を時間をかけて上げていくことが、最終的には難しい事柄も無理なくできる実力をつけさせるのだ。
桜木
苦にならなければ続けられる。
人間として大成するための下地は突飛なものではできない。
当たり前のことができる子が何十分もリフティングできるようになっていくのだ。
これも大事ですね。結局ワープなんてできませんから。
自習形式を推奨する理由に対して
桜木
そのままでは他人に用意してもらわないと何もできない依存型の人間になってしまう。
それではシェルパに背負わされて頂上へ登るようなもの。龍山高校ではそんな甘やかしはしない。
途中までサポートするが頂上へは自分の足でアタックさせる。
これによって卒業後に社会でも役立つ自立したチャレンジ精神と問題を克服する能力を身につけるのだ。
さらに授業形式だと受け身になり勉強をやらされている気がしてくる。
そうすると身が入らない。
これもこれもこれもまさに月商3万円→70万円→0円→あっさり月商140万円を更新したネイルサロンがやったことの内容ですね。
勉強は苦痛なやり方ならめちゃくちゃ苦痛だけど、楽しいやり方ならめちゃくちゃ楽しいから不思議なもんです。
僕も昔は勉強は義務で苦痛でしかなかったけど、今は楽しさしかないです。
計画が実現できないことに対して
桜木
それは中身が「これくらいはやるぞ」「これだけやれば成績が上がるだろう」という願望の塊で現実を反映していない。
例えばランニングマシンでいきなり陸上選手並の速さに設定するようなもの。
途中でマシンを一度降りるとそのまま再挑戦もしなくなる。
桜木
はじめから全国展開して一気にするわけじゃない。失敗した時のリスクが大きい。
まずは1店舗試行錯誤してそのノウハウを元に順次展開していく。
一つ一つの地道な積み重ねの上にあるものが現実味のともなった計画だ。
これも「『苦痛なく結果を出すための3つの対策』講座」でお話ししていることですね。
気合や根性だけに頼ろうとするとほとんどの人は失敗します。それはドーピングみたいなもので、どうせずっとは続かないからです。
大事なのは「気合や根性を使わないで今とほとんど同じ能力のままでも続けられることは何か?」を考えること。
で、そのためには完璧主義が邪魔になります。
完璧主義の人は失敗したくないから「失敗してもいいから小さくやってみる」ってのができないからです。
でも実際は失敗しないなんてことはないから、小さくでも始めちゃったほうがリスクははるかに少ないです。
気も楽ですしね。労力もとうぜん少ないです。
詳しくは「『完璧主義はデメリットだらけ。脱「完璧主義」を目指せ!』講座」で解説してます。
やることが多すぎてテンパっている生徒に対して
桜木
そこで焦ってあれもこれもと手当たり次第やることが一番いけない。
桜木
個別の点数ではなくトータルでいくら取れるかが問題なんだ。
だから取れるところでしっかり取る。
これは有名なエッセンシャル思考ってやつですね。
この本で言われてるのは「大事なことなんて実際はほとんどない。捨てろ捨てろ!やることを絞り込め!」ってことです。
ただ「大事なことはほとんどないから捨てろ」と言われても難しいと思うので、僕は少しこれをアレンジして「トレードオフ思考」って言ってクライアントさんにアドバイスしてます。
つまり「何かを選ぶならその代わりに何か捨てなきゃ成り立たないんで、それも踏まえて何を優先するかフェアに判断しましょうね」ってことです。
多くの人(もちろん僕も含めて)は、代償なしに手に入れたいって都合よく考えがちで、結局なにも手に入らないことが多いので、そのバイアス(認知の歪み)をなくしましょーってことですね。
そのあたりの詳しい話は「『捨てまくることを覚えるとどんどんと成功していく』講座」で解説してます。
モチベーションの作り方に対して
桜木
例えば夏で長文解読を克服するとか、英作文に強くなるというのが悪い例。
「新しく英単語を500覚える」のように具体的な目標を積み上げるんだ。
桜木
すると始めにどれだけ気力があってもモチベーションは次第に下がっていき、最後には投げ出したくなってしまう。
理科社会はやることがハッキリしているので解ける問題が増えて実力がついたと実感を持てるので気分がよく勉強への意欲がわく。
そうすれば英国数へも勢いがつく。
もう説明不要ですね。小さく小さくいって「自分にはできるんだ」って感覚(自己効力感)をつけていきましょう。
生徒の恋愛のメンタルケアをするべきだと主張する教師に対して
桜木
人の気持ちなんて他人がどうこうして動くもんじゃない。
人は色々なものを見たり聞いたりして影響を受けているものでしょう。
他の教師
桜木
でも肝心の心の中の大切な部分は自分の考え方と似てるもの好きなものを選んでいるだけさ。影響なんて微々たるもの。
人に動かされて自分があるんじゃねえ。自分で自分を動かしているんだ。
これは脳の仕組みでシステム1(速い思考)とシステム2(遅い思考)って話に近いですね。
ものすごくザックリ言うと、システム1は直感的でサクッと判断できて、システム2はじっくりとゆっくりと慎重に検討します。
普通に考えれば大事なことはシステム2で決めるっぽいですよね。ところが実際はほんとどシステム1(直感)で決まっちゃってますよーってのこの話。
マーケティングの世界ではよく「人は感情で買って、理屈で正当化する」なんて言いますけどまさにコレですね。
つまり人にものを買ってもらうときも感情を動かすことが大事だし、ってことは当然あなたや僕が行動するためにも感情をどう使うかがめちゃくちゃ大事ってことですねー。
だからマーケティング学ぶ以外に、思考法とか仕事術が大事ってわけです。
このあたりの話も「『苦痛なく結果を出すための3つの対策』講座」でしてますので。
今なら無料でドラゴン桜が読めますよ
あー疲れた・・・本当はまだまだあるんですけど、それはまた(気が向いたら)追加します。
でもちょっとは「読んでみたい!」って思っていただけたんじゃないでしょうか。
生徒二人の頑張りにも刺激を受けるはずです。ぜひ読んでみてください。
それではでは!