あの人気カーリング女子代表が勝てた理由と、3つのオモシロ実験結果

どうも真井です。

「そだねー」「もぐもぐタイム」これ知ってますか?

平昌オリンピックで話題になったカーリング女子チームの話ですね。

実はこの2つのワード。僕たちがビジネスで結果を出すために必要な条件がミッチリ隠されてますので、今回はそんなお話を。

そだねーともぐもぐタイム

今さら説明不要かもですが「そだねー」は試合の時に「こういう戦略で攻めよっか?」って提案に対して他のメンバーの反応の言葉。

「もぐもぐタイム」は試合のおやつタイムのこと。カーリングは1試合2時間以上かかるので休憩タイムがあるんですね。

https://www.gorin.jp

この2つが「かわいい」「ほっこりする」と人気になったわけですね。

実は最初はピリピリしていた

平昌オリンピックの女子代表は本橋麻里(通称マリリン)選手が作ったロコ・ソラーレっていうチーム。

で、この間ロコ・ソラーレの選手のインタビューを見たんですよ。

そこで質問されてたのは「なんでこのチームはいつもそんなに明るい雰囲気なの?」ってこと。

実際に試合を見てた人ならわかると思いますけど、このチームはとにかく明るい。

でもこのチームはもともと順風満帆なエリートの集まりってわけじゃないんですね。

心が折れたり自信をなくしたり挫折していた選手たちに、マリリンが声をかけて作ったチーム。

だから最初っからこんな明るい雰囲気でやっていたわけでもなかったそうです。

勝つためにあえて「ぬるくなるため」の努力

でも、それを途中から変えます。

なんせカーリングの試合ってかなりの長期戦。平昌オリンピックで言えば、1試合平均2.5時間を11試合も戦います。

これだけの長期戦ですから、いつも緊張しっぱなしだと心も体もついてこなくなってきたそうです。

そこで彼女たちがしたのは、スイッチのオンオフを切り替えるためのトレーニング。

その結果として、あの明るい雰囲気のチームになります。で、見事メダル獲得。

もちろんこれは「明るくなれば絶対に結果が出る」って因果関係じゃないですけど、現実として大きく結果に貢献はしたわけですね。

ポイントは「意識してオフを作るトレーニングをした」ってところ。それくらいスイッチのオフを作るのは大事だって考えていたってことですね。

ビジネスにおいてのドーピングは「度を超えた気合や根性」

これ、僕たちのビジネスとまったく同じですよね。

僕たちがやっているビジネスって、学生が夏休みに沖縄旅行に行くために苦痛だけど3ヶ月間バイトをガマンするのとはわけが違います。

マラソンも似ていますね。瞬発的に力を出せば乗りきれる短距離走とは違います。

ドーピングを使ってもその効果はずっとは持たないし、ドーピングが切れた時の反動がモロきます。

ビジネスにおいてのドーピングは「度を超えた気合や根性」。

一時的には効果があっても、ずっとは続きません。ロコ・ソラーレはそれに気づいたので軌道修正をしていったんですね。

これ、あの力と同じなんです

読者さんにはおなじみだと思うんですけど、これ「意志力」と同じなんですよね。

意志力についてはこちら。

『脳の仕組みを活用して1/5の時間で仕事を終わらせる方法』講座

自制心とか集中力みたいなものですね。つまり意志力が減ればそのぶん仕事の効率がめちゃくちゃ落ちるってことです。

意志力には次のような特徴があります。

  1. 意志力は限りがある
  2. 意志力のエネルギーの出どころは同じ

「意志力は限りがある」って?

意志力は使えば使うほど、どんどんと減っていきます。

無限にあるものじゃないから、根性だけに頼ってムダに消化しまくるのはすごく効率が悪いし、物理的にムリがあるってことです。

「意志力のエネルギーの出どころは同じ」って?

意志力のエネルギーの源(グルコース(ブドウ糖))は全部共通しているので、仕事だけじゃなくて他のもので消耗しまくれば、仕事で使える意志力はどんどんと減ります。

例えばイライラの気分を抑えたりするのにも意志力は消耗するし、朝食は何を食べるかなーって決めるだけでも意志力は消耗します。

意志力のヤバさがわかる実験結果①イスラエルの刑務所の判事の判決

これらに関しては、有名な実験がいくつもあっておもしろいんですよ。

まじかよって例を挙げると、イスラエルの刑務所のデータ。

イスラエルの刑務所は、囚人が仮出所をできるかどうかを判事が判断します。危ない人物を出所させたら一大事ですから、判事はものすごい慎重な決断を要求されます。

つまり意志力を超使うわけですね。

じゃあ意志力の残量の違いによってその判決に違いがあるのか?を調べたらえげつない差が出ています。

具体的には、昼食前にした判決と昼食後にした判決の差を調べたんですね。

その結果はなんと・・・

昼食直前に仮釈放が認められる確率は10%だったのに対して昼食直後は60%以上に上がったそうな。

昼食前は空腹なのでブドウ糖の残量も少ないです。

そして午前の仕事でヘトヘトになっているので意志力が少ない状態なので、慎重な判断が必要とされて膨大な意志力を使う決断は先送りされたってことです。

そんなもので左右されちゃうんですから怖いですねー。

意志力のヤバさがわかる実験結果②食べたものと解けないパズル

クッキーとパズルの実験も有名。

まずは美味しいクッキーを食べた組と、クッキーを食べさせてもらえなくてまずいラディッシュ(大根?)を食べさせられた組に分けます。

その後に(実は絶対に解けない)パズルをやってもらったら、何分間粘れるか?って実験ですね。

その結果もなかなかの差。

クッキー組は平均20分粘れたのに、ラディッシュ組は平均8分しか耐えられませんでした。

ラディッシュ組は、美味しいものを食べられなくてマズいものを食べなきゃいけない苦痛に耐えるのにすごい量の意志力を使ってしまったので、その後の自制心が落ちてるってことですねー。

どんだけ野菜嫌いなんだって話ですがw

意志力のヤバさがわかる実験結果③ジャムの種類と購入確率

もう一ついきましょうか。

シーナ・アイエンガー博士の名著「選択の科学」でも有名なジャム実験もそうですね。

スーパーで24種類のジャムと6種類のジャムを用意した時の購入率の実験です。

結果は、試食に関しては24種類の方が人気があったけど、実際の購入率は6種類の方が10倍も高くなりました。

購入ってのはお金を払うわけですから、すごい沢山の意志力を使います。

24種類の中から選ぶほうが決断が難しくなるので、先送りされるってわけですね。

人は欲求を満たすよりも、損を回避したい欲求のほうが2.25倍強いって研究があるんですけど、まさにそのせいですね。

  • 迷ったら現状維持(買わない)
  • よくわからなかったら現状維持(買わない)

これが人間の特徴ってわけですねー。

サロンでもメニューを増やしすぎると、単価の問題や説明不足とか色々なデメリットがありますけど、これも1つの大きな要因ってわけですね。

僕たちの行動は意志力で左右されている

これらの実験結果からもわかるように、意志力の状態によって人間の行動はあっさりと変わっちゃうってことです。

ほら同じ仕事でも、気分や日によってまったく効率とか苦痛さや楽しさが違ったりするじゃないですか。

僕で言えば、文章を書く仕事を夕方以降にやる時はぜんぜんスムーズに書けません。

反対に、午前に書く時はわりとサクッといくことが多い。意志力が満タンだから。

『脳の仕組みを活用して1/5の時間で仕事を終わらせる方法』講座

↑の記事ではBABY STEP(簡単に始められる小さな一歩)でこんな話をしています。

  • まずは意志力の状態の意識を持とう
  • 本業に支障がない範囲の短い時間でもいいので、大事な仕事はヘトヘトになった帰宅後じゃなくて朝やってみよう

どうせ同じ作業をするなら、やる気もしなくて成果もイマイチになるものを2時間かけてやるよりも、生き生きとしながら、成果も良いものを30分とかでサクッとやったほうがはるかにいいと思いません?

ヘトヘトな状態でやるのって効率も悪いし苦痛ですから。で、あまった意志力、体力、時間を他に有効に使うと。

意志力は鍛えられるので鍛えるトレーニングもあるんですけど、そこまでやらなくても意志力の特徴を知って上手に配分するだけでも結果はぜんぜん変わります。

完走するためにあえてダッシュはしない選択

なんせビジネスは長期戦。いつも全速力じゃ持ちませんし、ピリピリしてても持ちませんし、苦痛でも持ちません。

情報なんていくらでも簡単に手に入る時代ですから、ぶっちゃけマーケティングの知識なんてどうにでもなります。

問題はそれよりも学んだことを、

  • ちゃんと実践できるか
  • 実践し続けられるか
  • 実践を楽しめられるか

このループができたら、ほんと最強です。成長は僕たち人間の大好物ですからね。

売上だけじゃなくて成長を意識するとめちゃ良いことだらけですよーって記事はこちらからどうぞ。

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成長するために行動するのを、エネルギーすっからかんで苦痛な状態でやれってのはムリがあります。

だからオンオフをしっかりと作って、意志力をコントロールすることが大事。

ということで意志力ぜひ意識してみるのはどうでしょうか。

きっと「意識するだけでこんな変わるんだなあ」と感動すると思います。

それではでは!

MEMO

ちなみに男子カーリング代表選手のもぐもぐタイムはお菓子のラムネです。かわいい。糖がすぐにとりやすいかららしいですけど。

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